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依存症患者が引き起こしやすい病気の一つに、拒食症や過食症などをはじめとした摂食障害があります。

摂食障害とは?

摂食障害は食生活を中心に様々な問題(障害)が生じていく病気です。
摂食障害には十分な食事量を摂取しているにもかかわらず、過剰に食品を摂取してしまう過食症(神経性過食症)や、自分自身の体型に対してゆがんだ認識を持つことで、過剰に食事の摂取を制限する拒食症(神経性食欲不振症)などが存在します。
摂食障害を発症させた場合、脳の神経系が麻痺をおこし、食品に対しての正常な判断を出来なくさせるようです。
また、摂食障害患者の脳は食品が関係していない場面では正常に機能していることが多く、拒食症患者の中には過食や拒食などの症状を抑制できなかった自分を責めて、ストレス性胃腸炎や他の依存症などを発症させてしまう人も多いようです。

摂食障害の大きな原因は体型や体重に関する過剰な意識だそうで、心理的要因が大きな原因となる病気だと言われています。

 

摂食障害の原因

摂食障害はダイエット中に発症しやすい病気として有名で、平均体重未満にも関わらず「自分は太りすぎている」とい思い込む偏った意識や、インターネットや第三者から聞いた「食べなければ痩せる」などの間違った知識が原因で発症する事が多いと言われています。
この偏った意識や間違った知識が、日常生活で食事をすることを拒んだり、極端なバランスの食事を繰り返させ、過食症や拒食症を引き起こすのだそうです。
過食症の場合は過剰な食品の摂取を行うことにより、意識的な嘔吐(過食嘔吐)や下剤の利用を行う場合もあると言われています。

また、摂食障害はダイエット以外にも、「受験で失敗した」「進学したら成績が落ちた」など、生活のなかで自信を失うような場面やストレスを感じる状況に遭遇したときにも発症するようです。
その他、家庭環境の問題、性的被害によるストレスなども発症のキッカケとして問題視されており、人間関係や心理的なストレスと深く関わりのある病気であることが考えられるそうです。

 

摂食障害の症状

摂食障害が発症しており、自分自身の体型においてゆがんだ認識を持っている場合には、標準体重を大きく下回っていても『まだまだ太っている』と思いこみ、精神的に大きなストレスを感じて消化器官が荒れたり、過食症を悪化させて暴食をしたりして、うつ病や電解質の異常、肝機能障害、腎機能障害などの身体的な異常を発生させる場合があります。
また、摂食障害から引き起こされる嘔吐症状が続発することによって、誤嚥性肺炎を発症させるなど、継続することで他の症状が発症することや、症状が悪化していくことも多いようです。
神経性食欲不振症の場合は、低血圧や低体温症などの生死に関わる症状が発症する場合も多いようです。
摂食障害の主な症状は以下の通りです。

 

【摂食障害の主な症状】

疲れやすい
体温が上がらない
月経(生理)が来ない
眠りづらい
筋力が低下する
便秘になる
むくみがひどくなる
髪の毛が抜ける
集中力が低下し、イライラする
人との交流が億劫になる

 

摂食障害の予防と治療

摂食障害では、摂食障害を断定できるような検査が存在しないため、詳細な問診を基に診断を行うようです。
問診では生活歴や養育歴を聴取したリ、体重増加に対する本人の認識や食行動について確認したりするそうです。
体重や身長などから計算する体重・体格指標(BMI)は摂食障害を診察する1つの指標として利用されているようですよ。

摂食障害の治療では、食生活の改善や適切な体重を目標とする体重達成、月経の回復、偏った考え方の改善や心理面の改善なども目的として買うセリングや指導が行われています。

食事を共にする家族などの協力を得ることで摂食障害の治療はスムーズになることが期待されるので、摂食障害のカウンセリングには医療者と患者のみでは無く、家族も同席するのがオススメと言われています。
自身が何故拒食症になったのかを考え、摂食障害と向き合うことが出来た暁には、摂食障害が改善され、安定した食生活を送ることが出来るようになるそうです。

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