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ギャンブル依存症とは?

ギャンブル依存症(ギャンブル障害/病的賭博)はパチンコや、競馬などの『賭け事』にのめり込むことによって、自分の力で賭け事を抑制することが出来ず、ギャンブルの為に嘘をついて家庭を崩壊させたり、過度な借金をしたりする病気だそうです。
ギャンブルによって日常生活や社会生活を送ることが出来なくなる病気ですが、アルコール依存症や薬物依存症で見られる【身体依存】の症状が発症しない依存症と言われています。

ギャンブル依存症は発症のしやすさや、発症した場合に発生する問題の大きさから、WHO(世界保健機関)も病気として認定している精神疾患だそうです。
ギャンブル依存症は、身体的・心理的・社会的信用が害される病気として世界的に問題視されているようですね。

日本にギャンブルは存在しない?

私たちが住む日本では世界的にギャンブルと認定されている、カジノなどの施設や遊びは存在しません。
日本でギャンブルと呼ばれているパチンコやスロットは「三店方式」が取られており、正式にはギャンブルと呼ぶことが出来ない状態となっています。
また、競馬やオートレース、競輪、競艇も「公営競技」と認定されているため、ギャンブルと呼ぶことが出来ないようです。

しかし、このページでは、パチンコやスロット、競馬、競艇などの『賭け事』を総じてギャンブルと呼び、ギャンブル依存症について紹介していきます。

 

ギャンブル依存症の問題

ギャンブル依存症はアルコール依存症や薬物依存症と異なり、酩酊の様な身体症状がありません。
したがって、ギャンブル依存症の大きな問題は、ギャンブルで負け続けることによって無意識に借金を背負うことや、ギャンブルに依存するあまり、周りが見えなくなって日常生活や社会生活を崩壊させてしまうことであると言われています。

ギャンブル依存症が発症することによって、ギャンブルをやりたいという強い欲求から返済ができないほどの多額の借金ができてしまったり、ギャンブルを抑制しようとする人やものに対して危害を加えたりするようになります。

また、ギャンブル関連のウソが増え、大切な人たちとの人間関係の構築が難しくなるのもギャンブル依存症の問題であると言われています。

 

ギャンブル依存症の原因

ギャンブル依存症では、『賭け事を楽しむ』というギャンブルの目的が、『お金を儲けたい』『負けたくない』などの以下の様な異なる目的にすり替わってしまうことが、重症化の原因だと言われています。

【ギャンブル依存症患者のギャンブルの目的(例)】
・負けを取り戻したい
・より強い興奮を味わいたい
・イライラや憂鬱を解消したい
・賭け事をしていると落ち着く

ギャンブル依存症が重症化すると、『ギャンブルのことが頭から離れない』『ギャンブルを辞めたくてもやめることが出来ない』などの過剰な依存症状に悩まされ、ギャンブルを常に行ってしまうようになるようです。

 

ギャンブル依存症になりやすい人

ギャンブル依存症になりやすい人の特徴として、一番多く挙げられるのは『真面目な人』だそうです。
真面目に物事に取り組む人ほどギャンブルで勝つ方法を研究し、「次はきっとうまくいく」という思い込みをしたり、溜まったストレスをギャンブルでしか発散できなくなったりして、ギャンブルから抜け出せなくなってしまうようです。
また、まじめな人は責任感も人一倍強く、ギャンブルで使ってしまったお金を補填しようと借金をしたり、ギャンブルで負けていても辞め時が分からなくて大きな損失を作ってしまったりするようです。
その他にも、ギャンブル依存症になりやすい人には以下の様な特徴があると言われています。

『ギャンブル依存症になりやすい人の特徴』

・真面目な人
・負けず嫌い
・友だちが少ない
・感情のコントロールが苦手
・抑うつ傾向があるなど悩みがち
・人生の目標がない
・日々が退屈である
・ストレスを感じやすい環境にある
・身近にギャンブルの機会が有る

 

ギャンブル依存症の症状

ギャンブル依存症は、アルコール依存症や薬物依存症に見られるような【身体依存】の症状が発症することは無いようです。
ギャンブル依存症の症状は、ギャンブルを行うために過剰な嘘をついたり、ギャンブルを優先してしまうことだと言われています。
また、ギャンブルが絡むことに対しての判断力が鈍ってしまう事や、ギャンブルのことを考えすぎて日常生活でミスが増えたり、仕事の効率が下がったり、ギャンブル依存症を抑制しようとするものや人物に対して、強い苛立ちや不快感を感じることなども症状の一種だと言えるでしょう。

ギャンブル依存症の主な症状

・ギャンブルの為に過度な嘘をつく
・ギャンブルの為に借金をする
・ギャンブルの為に犯罪に手を染める
・ギャンブルが出来ないことでイラつきや不安を感じる
・ギャンブルのことを考えすぎて仕事ができなくなる
・何をしていてもギャンブルのことが気になって仕方がなくなる

 

ギャンブル依存症の予防と治療

ギャンブル依存症は厳しい治療を行い、症状を治療しても、ギャンブル依存症患者がギャンブルを行うことによって、繰り返し再発する完治が難しい病気です。
ギャンブル依存症が発症することによって、ギャンブル依存症患者はギャンブルをコントロールしながら、娯楽としてギャンブルを楽しみながら生活をすることができなくなってしまいます。
したがって、ギャンブル依存症はギャンブルを一切やめることで、治療することが出来ます。
軽度のギャンブル依存症患者の過半数は、過度な借金や家族崩壊、社会的地位の損失によって自身のギャンブル依存症を自覚し、自身の意志でギャンブル依存症を改善することが出来るそうです。

重度のギャンブル依存症患者は自身がギャンブル依存症であることへの自覚が無かったり、ギャンブル依存症であると自覚していながらもギャンブルに行くのを辞められない人が多いようです。
重度のギャンブル依存症患者になってしまった場合は、専門の治療機関や自助グループへの通院によりギャンブル依存症を回復させることが望ましいと言われています。

また、ギャンブル依存症の予防や治療として、『ギャンブルに何を、求めているのかを明確にしてギャンブルを行う』ことが効果的だと言われています。
ギャンブルに求めているものを理解することによって、ギャンブルによりそれが達成されたのかどうかが明確になり、ギャンブルの本質を見極め、ギャンブルが自分にとって必要かどうかを考えることが出来るようです。

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